『亜人』ネタバレ・感想:2巻 7話 003「数回ほどしか死んでないな…」



亜人 ネタバレ・感想
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『亜人』ネタバレ・感想:2巻 7話 003





第2巻

FILE:7 003 

研究所の実験室のベッドに横たわった永井圭は、意識が回復した。

が、包帯で目隠しされているため何も見えない。

声帯が切除されているようで声も出ない。

山梨の警察署前に放置された永井圭は、そのまま研究所に送られていた。

額の包帯の上に003と書かれた永井圭。

研究所員はまず、永井圭の腕をのこぎりで切断する。

「今度は脳の活動を観察しながらだ」

次いでハサミで指を切断。

「痛みに対する反応の仕方で

 これまでに何回死んだかをおおよそ予測できる」

パチン パチン パチン

「数回ほどしか死んでないな…」


その時、別室で戸崎や幹部が実験室を見下ろしているガラス張りの窓に爪痕のようなあとがつく。

別室では研究所の幹部や戸崎らが実験室の様子を見届けている。

そのなかで下村泉だけが実験室の中に永井圭の分身が見えており、その分身がガラス窓に爪痕を付けたのだった。

「この傷…超音波か何かか…?」

「違う 帽子襲撃現場には足跡のようなものが残されてたんだぞ

 それはどう説明する」

「はっ、足の生えた幽霊でもいるってのか?」

「もっと痛みを与えて観察しよう」

戸崎は、なぜ永井圭が研究員たちを攻撃しないのかを不思議に思う。

下村「彼と黒い幽霊のリンクは…極めて不安定なのかもしれません…」

戸崎「よく見ておけ下村君

 君がここでそうしていられるのは

 私が秘密裡にかくまっているからにすぎない

 しっかり働けよ。さもなくば…

 君もああなる」

拷問されている永井圭の反応が鈍くなってきたので、一度殺すように指示が出る。

研究員の一人がナイフでとどめを刺そうとする。

それを聞いた永井圭の想念の中に田中が表われ話しかける。

「どうしたぁ?僕ちゃん

 あの時さげすむような目で見てたのは何だったんだ

 正義漢ぶったあれはなんだったんだ?

 そう、やっとわかったか

 てめえは地獄も知らねえでカッコつけてただけ

 本当の自分になれ

 見下し、付け上がる

 そのくせピンチになれば他人頼み

 殺せ! それがお前だ」

永井圭の分身がナイフを突き立てようとする研究所員を後ろから切り裂こうとする。

だが、そのとき永井圭の頭にカイの顔が浮ぶ。

と、分身は体が分解して研究所員を殺すにはいたらず、突風が吹いたような衝撃だけが伝わる。

「なぜ止める!!

 カイはもう助けにこない

 サトウだって捕まってるかもしんねーんだぞ

 いいかげんテメェで行動しろよ」

「コレをしたら カイに嫌われてしまうかもしれない……

 命を………懸けてくれたんだ…1コだけの…こんな僕に………

 僕は…命を懸けることができない

 だから

 命以外のすべてを懸けなきゃあ…

 わりにあわない」

研究所員が永井圭の胸にナイフを突き立てる。

「ハンパな僕ちゃんがよぉ…どこまで耐えられるよ」

田中の残像が消える。


そして、気がつくとまた研究台の上で生き返っていた。

「よーし、後半戦行くぞー」

「上の命令は「とにかく痛みを与えろ」だと」

「何の実験ですかね」

「さあな。俺らは従うだけだ」

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